美学芸術学会

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美学芸術学会の沿革

 美学芸術学会は、1998年に同志社大学美学芸術学研究室が中心となって立ち上げられた学会です。旧制・同志社大学文学部文化学科に前身である文芸学専攻が設置されたのは1941年のことで、私立大学では日本で二番目に古い美学の専攻でした。1952年には文学部の改組に伴って美学及び芸術学専攻となります。翌53年には同志社美学会という組織が作られ、機関誌『同志社美学』(1954-1973)も発行されていました。ただそれが1970年代初頭に活動を休止して以来、ながらく学会組織はありませんでした。
 そこで教員・大学院生などの研究活動を活発にし、卒業生の学問的交流と美学・芸術学・美術史の研究の一層の発展をはかるため設けられたのが本学会です。1997年の設立準備会を経て98年10月に第一回大会を同志社大学神学館チャペルで執り行いました。以来、およそ四半世紀、年一回の学会員による研究発表と招待講演会、見学会や懇親会も行う美学芸術学会大会と、前身の研究室紀要『美學・藝術學』(1985-1997)を受け継ぐ学会誌『美学芸術学』の発行を軸とした活動を途切れることなく継続しています。

*金田民夫「同志社美学の歩み」(『同志社美学』18号、1972年3月、59-66)を参考にした。

 

お知らせ



  • 第28回美学芸術学会大会での研究発表募集 
    • 美学芸術学会の第28回大会は、2025年10月25日(土)に同志社大学で開催される予定です。会員であればどなたでも研究発表に参加することができます。発表を希望される方は、発表要旨(1000字程度)を添えて6月末日までに 学会事務局へお申し込みください。
  • 学会誌『美学芸術学』第40号 刊行 
    • 学会誌『美学芸術学』39号(美学芸術学会、2024年3月)が刊行されました。目次はこちらをご参照ください。
  • 会費滞納の取扱について
    • 『美学芸術学』17号(2001)の「美学芸術学会第四回大会の報告」に記されていますように、3年を超して会費を滞納する会員は、会員としての資格を失ったものと見なすことになっています。会員諸氏にはこの点を銘記され、学会発展のため会費の納入をお願いいたします。
  • 入会案内